経歴

「私はあなたの良心よ。私には全てが見えてる。そして無慈悲でもある」

アルバレスは極めて創造性に富んだオペレーターであり、市街戦において無類の強さを発揮する。父が営む自動車修理店を手伝いながら育ったことで、機械関係に造詣が深く、自然な流れで大学で機械工学と金属学を学んだ。強い正義漢と献身性を持つアルバレスは大学を卒業すると国家警察の一員となった。より高性能な装備の開発を使命とし、仲間たちを守るため新たな防弾性素材を発明した。その後、100人以上いた候補者の中から特殊作戦部隊のメンバーに選ばれた。彼女が身に付けている強化アーマーは自身の手で設計したものだ。レインボー部隊においては、戦闘員となる前に研究開発部門のディレクターに任命されており、装備の開発および改良に専念し、戦場でそれらをテストする環境が与えられている。余暇にはヘリコプターの操縦を楽しむこともある

パーソナリティレポート

エレナ・マリア・“Mira”・アルバレスは頭の回転が速い。これほど順応性が高く万能な人物の考えを予測することは難しい。リスクを犯すこともあるが、おそらくそれは計算の上での行動だ。アルバレスは英雄となるためにはいかなる努力をも惜しまないオペレーターの1人だ。仲間や友人を守ることに強いこだわりがあるだけでなく、彼らの戦術を自分のものと組合わさせるなど、作戦の指揮にも長けている[…]

アルバレスは研究室での時間を大切にしており、私は彼女がR&D部門の責任者のポストを受け入れてくれたことを非常に喜ばしく思っている。機械に囲まれた環境は、今もなお続く親子の強い絆を思い出させるのだろう。[…]彼女には父親との2人の生活の記憶しか残っていないが、父親は彼女の祖母の話もよくしており、彼女を手本として生きるように伝えている。私は彼女のある話が非常に印象に残っている。夜遅くに修理場で作業をしていると、父が車の下に挟まっているのを発見した。彼女は当時7歳だった。父はその場を離れるように言ったが、彼女は言うことを聞かずに、重いジャッキを使ってなんとか父を救出すると、すぐさま助けを呼びに走ったそうだ。[…]このエピソードは、仲間たちが尊敬の念を抱く彼女の忠誠心や頑固さを体現したものだ。その心根はどこまでも優しい[…]

アルバレスは職務から離れても休むことはない。仕事をしていない時は芸術に身を投じる。彼女は自作の金属製の彫刻を誇りに思っており、作品の写真を私にも見せてくれた。使い古しの機械部品や弾道ガラスで作られたそれらは実に魅力的だった。[…]アルバレスはその芸術的な感性を利用して、作戦のシナリオを明瞭に視覚化することができる。チームは彼女の才能を最大限に活用できるように努める必要がある[…]

イライザ・“Ash”・コーエンとはライバル関係にある。これは強烈な意志を持つ2人だからこそ生じる関係性なのだろう。両者とも強いリーダーシップと仲間を思う気持ちを持っているが、チャレンジに向き合うアプローチは異なる。両者がそれぞれの強みを発揮し、ポジティブな結果が得られるような方法を考える必要がある。それぞれのやり方の価値を互いが認め合うには、2人で力を合わせて成功を体験するしかないだろう

-- レインボー・ディレクター、DR.ハリシュヴァ・“Harry”・パンデー