ギターの買いかた、パート6：初心者用ベース

ベースギターは、ファンクではグルーヴ、ロックではパワー、ジャズでは多様な変化を担う。購入する際の注意点は、やはりエレキギターのときと同じだ。ただベースの場合は、40,000円以下で入手できる初心者用ベースの質の高さに驚かされるかもしれない。ここでは初心者におすすめのものとして4弦ベースのみを紹介する。5弦ベースや6弦ベースも売られているが、これらはもっぱら財布の分厚い上級者向けだ。

Ibanez GSR100EX
率直に言って、Ibanez GSR100EXのコスパの高さは考えられないレベルだ。20,000円を下回る店頭価格ながら、がっしりとしたハムバッカー、信頼性の高いチューナー、細く滑らかで弾き心地抜群のネックの揃った手堅いベースが手に入る。この値段でこれだけの品質のものを楽しめることは、本来ならあり得ない。

Yamaha RBX170
約20,000円で手に入るRBX170は、2種類のピックアップにより、低いうなり声のような音から高い破裂音まで、幅広い音域をカバーする。各ピックアップ コントロールは独立しているので、好みの音に応じて組み合わせることができる。ベースを買うのが初めてであまり予算を割けないものの、汎用性を犠牲にしたくないミュージシャンにもってこいだ。

Sterling By Music Man Ray4
Leo Fenderが、自身の発明品であるエレキベースを洗練させ続けた結果、Music Man Stingrayは、正真正銘のモダン クラシックとなった。手頃な価格ながら重要なポイントをすべて抑えたスターリング ブランドのレイ4は、特にロック ベースとして高い性能を発揮する。稲妻のような音を響かせるハムバッカー、エネルギッシュな電子パーツ（9ボルト バッテリーが必要）、6本のボルトで固定された驚くほど頑丈なネック構造が、Rocksmithチームの間でも評価されている。さらに、約30,000円という低価格帯の楽器には珍しく、カラー バリエーションも豊富だ。

Epiphone Viola Bass
「ギターの買いかた」シリーズもいよいよ残りわずか。最後のパートでは、いくらか節約に役立つ情報を提供しよう！（※各リンクから外部の英語ウェブサイトに移動します。※記事に記載されている価格は米国での実勢価格に基づいており、日本国内の小売価格と異なる場合があります。また、一部機材は日本で正規販売されていないものもございます。）

Dan Amrichは、雑誌『Guitar World』と『Country Guitar』で音楽記者としてのキャリアをスタート。『Princess Leia's Stolen Death Star Plans』の共同制作者でもある。2014年、Rocksmithチームに加わった。

GSR100EXの写真：Ibanez
RGX170の写真：Yamaha
Ray4の写真：Sterling By Music Man
Viola Bassの写真：Epiphone

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