2022523

Y7S2 プレシーズンデザイナーノート

今回の「デザイナーノート」では、Operation Vector Glareのシーズンテストサーバーで実施されるバランス調整についての詳細と、その変更の理由に関する情報をお伝えします。

バランス表とBAN率の高いオペレーター

勝利デルタ VS プレゼンス

[R6S] News - Y7S2 Pre-Season Designer's Notes - Balancing Matrix Attack

[R6S] News - Y7S2 Pre-Season Designer's Notes - Balancing Matrix Defend

オペレーターの人気を計る基準には、プレゼンスの値を参照しています。これはPick & Banの導入を受け、その影響を反映するために考えられた措置です。

プレゼンスの定義:Banされていない時のオペレーターのPick率を表しています。勝利デルタ:勝利デルタは、オペレーターの爆弾エリアごとの勝利デルタを合算して算出されます。

オペレーターのBAN率

[R6S] News - Y7S2 Pre-Season Designer's Notes - Ban Matrix Attack

[R6S] News - Y7S2 Pre-Season Designer's Notes - Ban Matrix Defend


LMGとFINKAのバランス調整に関する注記

Operation Vector Glareのシーズンテストサーバーから実装されるバランス調整についてご紹介する前に、重要なあるトピックについて触れさせていただきます。現状の「シージ」には少々高く設定されすぎている要素がいくつかあると認識しています。具体的にはLMGとFinkaです。私たちはこれらを他の武器タイプやオペレーターとどう釣り合わせていくか、その方法について検討を重ね、実行に移し始めました。しかしこの変更が全体のバランスに波及効果を及ばさないよう慎重を期すため、想定より多くの時間を要しています。

__その結果、LMGとFinkaの調整につきましてはY7S3での実装予定となりました。__今シーズンでの実装が期待されていたかと思いますが、適切な調整を行うため、皆さんにはもう少々お待ちいただくことになります。調整を待つ皆さんの熱意には感謝しています。来シーズンでの実装にどうかご期待ください。


ゲームバランス調整

画面揺れの強度

  • オプションメニューの「アクセシビリティ」から、ゲームプレイ中の画面揺れフィードバックを無効化または軽減できるようになりました

Y6S3では爆発による画面揺れを軽減し、一部のガジェットからは画面揺れを完全に取り除きました。これと同時に、画面揺れで酔ってしまうプレイヤーのためのオプションを検討中だともお伝えしました。没入感の観点から画面揺れを重要視する方がいることも理解していますが、そのために他のプレイヤーが快適にゲームをプレイできなくなることは避けたいというのが私たちの考えです。

そこで、画面揺れの強度を調整し、完全に切ることもできるオプションをアクセシビリティメニューに追加しました。これにより、それぞれの好みの設定で「シージ」を楽しめるようになりました。デフォルト設定では、ここ数シーズンと同じ強度の画面揺れが適用されます。中程度の設定にすると、酔いやすい方でも快適にゲームを楽しめるよう画面揺れがさらに軽減されます。そしてもちろん、画面揺れを完全に切ることもできます。

これらの選択肢を提供することで、それぞれに合った快適さと没入感のある「シージ」をお楽しみいただければ幸いです。


しゃがみ歩行の音量

  • しゃがみ歩行の音量をアップ。

変更の対象となるプレイヤー層:全て

しゃがみ歩行で背後に回り込まれ、ラウンド序盤にキルされてしまうのは苛立ちのもとです。私たちは数ヶ月に渡ってしゃがみ歩行のサウンドミックスについて調査を重ね、移動速度と音のバランスに調整が必要だと判断しました。Altキー歩行に比べ、しゃがみ歩行は音も小さいうえに動きも速いため、Y7S2では音声ミックスを調整して足音をわずかに大きくします。

しゃがみ歩行の速度はそのままであるため、他の歩き方と音量のバランスを取りました。下の動画でこの変更の結果をご確認いただけます。


オペレーターのバランス調整

複数のオペレーター

  • サブウェポンに三つ目のオプションを追加
    • Amaru - ITA12S
    • Clash - P-10C
    • Dokkaebi - C75-AUTO
    • Finka - GSH-18
    • Glaz - Bearing-9
    • Gridlock - SDP 9mm
    • Kali - P22 Mk5
    • Lion - P9
    • Tachanka - Bearing-9

変更の対象となるプレイヤー層:カジュアル

今シーズンは多数のオペレーターの装備が拡張され、3つ目のサブウェポンが追加されます。多くの場合、Gonne-6などの追加によって削除されたサブウェポンが再登場することになります。

特に一部の長距離射程型オペレーター(Dokkaebi、Glaz、Tachanka)については、サブマシンガンの追加によって近距離戦での頼りなさを補えればと思います。長距離に徹するのも1つの方法ですが、装備にバラエティを加えたことが新たな戦術の開拓に繋がるはずです。

同様に、ClashとKaliについてはSMG(あるいはClashの場合はショットガンも)が得意でないプレイヤーのために選択肢を増やしたいと考えました。セミオートピストルの追加で装備のバランスが改善されるはずです。


GLAZ

  • アーマー2、スピード2からアーマー1、スピード3に変更しました。

変更の対象となるプレイヤー層:カジュアル

今シーズンのGlazについては、武器スロットの追加だけでなくステータスにも調整が入ります。サブマシンガンの追加に合わせ、彼の機動力を上げることにしました。ユニークなDMRのおかげで初心者にも使いやすいのはそのままで、選択肢の追加によってカジュアルプレイヤーが射程距離や射線の扱いに慣れ、近距離戦にも臨むきっかけになればと思います。




テストサーバーで最新の「シージ」アップデートをお試しいただき、不具合や問題が発生した場合は新しく改良されたR6フィックスでお気軽にご報告ください。
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