磁気性無力化電子照準(MagNET)システムと低速爆薬ランスについて – R&Dレポート
Harryへ
新しく配属されるオペレーターのガジェットについてあなたから調査を頼まれていたけれど、その調査に関して中止通告書が届いたの。だからそれまでに分かったことを報告するわ。
磁気性無力化電子照準(MagNET)システムは敵の発射体を引きつけて自爆、かなりの高確率でその発射体を排除するという機能がある。起爆できた確率は37%だった。より多くの検証サンプルを依頼したけれど届くことはないでしょうね。
どんな種類の発射体にも機能し、Capitãoの窒息ガスボルトや、興味深いことに後述の低速爆薬ランスにも効果があることが判明した。ガジェットがフラググレネードやブリーチング弾などの発射体を引きつけることを考慮すると、爆発を防ぐ位置に展開することが望ましく、MagNETシステムは無謀なオペレーターたちに想定外の試練を課することになるでしょう。つまり、巧みに設置されたMagNETの付近では敵自身が吹き飛ばされる。対応策としては突入前に情報収集を怠らないことを徹底する以外にできることはあまりない。(これまでもそれが効果的であることは分かっているはずだけど。)
そしてもう一つ気になるデバイスが低速爆薬ランスよ。生体認証ロックが作動して私は手にすることさえ許されなかったのだけれど、持ち主である彼女が私たちの検証を監修し結果を確認することを条件に、起動を認めてくれた。このことを心に留めて読み進めてほしい。
ランスの強さはその名の頭文字通り(L-VEL:ヒンドゥー教で神聖な「矢」を意味するみたい。教えのことは分からない)、デバイスから放たれる爆発よ。爆発範囲に味方を立たせるリスクもなく付近のデバイスをも破壊することができ、平面的で円状に着弾する。前述したようにMagNETはランスにも機能するので、相対すればどちらか一方のチームが優位に使用でき、一方が展開場所を見誤ればデバイスは消滅してしまう。
この2つのデバイスの相互関係こそが肝心でその狙いは、現時点で私が言えることは、戦場を想定外の方法で揺さぶることでしょう。それゆえにオペレーター自身も非常に敏感で敵の隊列に生じる混乱を利用することができる。つまり合同訓練では決して無謀なマネはできないということよ。
まださらに情報が必要?それなら私に最高のアクセス権限をちょうだい。それまではお手上げだわ。
-- スペシャリスト エレナ・“Mira”・アルバレス、レインボー R&Dディレクター
こちらの公式Rainbow Six Twitch チャンネル にて11月10日に配信されるプロリーグファイナル常滑でのOperation Shifting Tidesお披露目をお見逃しなく。