Y8S1 デザイナーノート
今回の「デザイナーノート」では、Y8S1のバランステストサーバーで実施されるバランス調整についての詳細と、その理由に関する情報をお伝えします。
バランス表とBAN率の高いオペレーター
勝利デルタ VS プレゼンス
オペレーターのBAN率
オペレーターのバランス調整
ZERO
アーガスカメラ
- カメラが自動的に壁を貫通する仕様を撤廃。
- 貫通のアクションは、設置したアーガスカメラを操作中のZeroのみが実行可能。
- カメラが壁を貫通した後は、生存中の攻撃オペレーター全員が向きを切り替えられる。
この変更により、Zeroのガジェットを2つの点で改善します。
まず、カメラをより多くの場所に簡単に設置できるようにします。自動的に貫通しないため、破壊可能な壁かどうかを気にせず、好きな場所に設置できます。カメラネットワークを密かに張り巡らし、スクワッドが位置についたところでそれを活用する、といったステルスプレイの自由度が高まるはずです。
そしてもう1つは、貫通後の有用性が増す点です。手動式なら好きなタイミングで貫通を実行できるため、その時にはすでにカメラを使用している状態になります。これにより、カメラが防衛側に破壊されてしまう前に情報を得たり、ユーティリティに対処したりできます。これまでは、カメラにアクセスする間もなく破壊されてしまうことがありました。
武器のバランス調整
薬室に1発
武器のリロードシステム
- マガジンが外れた後でリロードアニメーションを中断すると、アニメーションを完了させるまでは武器にマガジンがない状態になる。
- 武器にマガジンが装着された段階で弾薬が使用可能になる。
- クローズドボルト式の武器で、使い切っていないマガジンのリロードが中断された場合は、弾丸が1発薬室に残る。この1発はいつでも使用できる。
現状のリロードはリスクなしでいつでもキャンセル可能なため、ゲーム内の他のアクションと比べて選択に重みがありません。さらに、敵がリロード中であることを察して隙を突こうと思っても、実際には隙がないということが苛立ちの原因にもなります。
リロードを安全に行える場所がない、といった状況も考えられるため、慎重な判断を心掛けましょう。連続交戦時には注意が必要となります。また、無作為な事前射撃も控えるべきでしょう。全武器のマガジン数を減らしたのも、この方向性での調整です。弾の無駄遣いをしていると、リロードするのを待ち構えていた敵に狙われるかもしれません。
また、この変更によってサブウェポンの重要性が高まります。リロード中に身を守るためのバックアップ武器になるからです。サブにショットガンやGonne-6を持つという選択は、最強装備と生存率を天秤にかけ、より慎重に判断すべき事柄になるかもしれません。
この変更の狙いは、ゲームの戦略性を強化し、プレイヤーのリソース管理への意識を高め、チームメイトと援護し合うための密な連携を促すことです。
コンペンセイター
基本ステータス
- 有効性を強化。
- 水平反動制御を15%から35%に増加。
私たちは武器の反動をカスタマイズするツールとして、コンペンセイターの割り当てを標準化しました。ですが他のマズルアタッチメントに加えられた最新の変更を加味すると、コンペンセイターの性能は充分とは言えません。この変更でコンペンセイターが再び選択肢に浮上すればと思います。
マズルブレーキ
基本ステータス
- 有効性を強化。
- 初弾の反動制御を45%から50%に増加。
コンペンセイターと同様の状況ですが、こちらはDMRに使用した際のバランスに優れているため、ボーナスをわずかに増加させます。
プレイの快適性改善
TWITCH
ショックドローン
- 減速力を5.9から14に増加。入力を終えてから停止するまでの時間を短縮。
プレイヤーの操作入力に対するショックドローンの反応を向上させます。これにより、停止時のスライディングが短くなります。全体的によりキビキビとした動作になり、精密なコントロールが可能になります。
テストサーバーで最新の「シージ」アップデートをお試しいただき、不具合や問題が発生した場合は新しく改良されたR6Fixでお気軽にご報告ください。
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