概要
拡張パック『ディビジョン2 ウォーロード オブ ニューヨーク』では、ニューヨークシティのロウアー・マンハッタンを舞台にアーロン・キーナーとローグエージェントたちを追う戦いが繰り広げられます。この拡張パックは3つの目標を念頭に開発されました。『ディビジョン2』のストーリーを広げること、コミュニティからのフィードバックを反映させること、濃密なエンドコンテンツ体験を提供することです。また、「ウォーロード オブ ニューヨーク」では新たなエキゾチックや名前付きアイテム、装備が大量に登場します。リリース前にご紹介しておきたい新たなコンテンツや機能、改善内容があるため、本日の記事で拡張パックの概要を詳しくお伝えできればと思います。3月3日に拡張パックがリリースされれば、その後続々と公開される配信、記事、動画で新たに追加される要素や変更の詳細をご確認いただけるはずです。
キャンペーン
SHDエージェントは、最近発生した生物兵器による攻撃で市民とSHDエージェントに大量の犠牲者が出たロウアー・マンハッタンへと送り込まれることになります。今回の任務は、攻撃を指揮したアーロン・キーナーを捕らえること。キーナーはさらなる攻撃を画策していると思われています。何としてでもキーナーを止めなければなりません。
- 新たな上限レベル: 40
- マップの拡張: ロウアー・マンハッタン
- 4つの名前付きのゾーン
- 戦雲 – マップを探索すると特定のポイントやアクティビティを発見可能
- オープンワールドでの様々なアクティビティ、新たな秘密、収集アイテム
- 制限なくプレイできるキャンペーン
- プレイヤーに合わせた敵のレベル調整
- レベル制限なしで探索可能なロウアー・マンハッタン
- メインミッションとサイドミッションを結び付け、プレイヤーをストーリーへと導く5つの異なる調査スレッド
- 5つのメインミッション
- 8つのサイドミッション
- 内容がリンクしたメインミッションとサイドミッション
- ボス戦システムの改善
- 固有スキルMOD報酬
注: ロウアー・マンハッタンでのストーリーキャンペーンを開始すると、キャンペーンを完了するまでワシントンDCに戻ることができなくなります。
ニューヨークシティの各勢力
一作目からの古参プレイヤーにとって、ライカーズとクリーナーズの名前は馴染みがあるかもしれません。しかし、皆さんの記憶にある勢力とは少し異なります。一作目と二作目の間に流れた数ヶ月のうちに、リーダーを失った各勢力では再編が起こり、以前より戦闘慣れした彼らはより戦術的に戦うようになりました。ライカーズとクリーナーズの他にも、LMBの兵士がブラックタスクと一緒にいるのを見かけることになるでしょう。かつては強大だった民間軍事組織の残党がブラックタスクの指揮下に入ったためです。
- ライカーズ – ライカーズ島刑務所からの脱獄囚たち。
- クリーナーズ – 焼き尽くせばウイルスを食い止められると考えている元清掃作業員の集団。
- ピースキーパー – 戦闘経験のある生存者と元JTFメンバーで構成された市民グループ。
新しい濃密なエンドコンテンツ体験
「ウォーロード オブ ニューヨーク」の開発中に最も重視したことは、レベル40に到達したプレイヤーに明確な目標のある濃密なエンドコンテンツを体験してもらうことです。この新たなエンドコンテンツ体験は、シーズン、SHDレベル、難易度レジェンダリーなど数多くの機能が一体となって形作られています。
シーズン
シーズンは今回の新たなエンドコンテンツ体験において重要な側面を担っています。各シーズンは12週間の期間を持ち、シーズンごとにマンハントのターゲットを追う任務が課せられ、その過程でユニークな報酬が手に入ります。シーズンはレベル40に到達した全てのプレイヤーが利用でき、シーズンごとのレベルシステムを進めていくことで新たなスキルMODのほか、シーズン限定のユニークな装備やコスメティックアイテムを獲得できます。シーズンごとのイベントに参加することで追加のシーズンXPが手に入るほか、シーズンXPはゲーム内の全てのアクティビティから獲得でき、好きなアクティビティをプレイしながらシーズントラックを進めていくことができます。 さらに、ゲーム内ストアから任意で有料オプションを購入することで、シーズン全体に受け取れる報酬を増加させることもできます。大まかに言うと、シーズンはゲーム内アクティビティの日程表のようなもので、プレイヤーが毎週参加できる新たなアクティビティを用意してくれます。まとめると、アクティビティは以下のように分類されます。
- シーズンごとのマンハントのターゲット
- 再考されたグローバルイベント
- リーグ
- 衣料品イベント
- シーズンイベント
シーズンには、この記事では取り上げていない面白い点がまだまだたくさんあります。さらなる詳細を知りたい方は、このテーマについて深く掘り下げた特集記事をご覧ください。
SHDレベル
レベル40に到達した全プレイヤー向けには、フィールドマスターキャッシュシステムに代わる新たな無限の進行システムが登場します。SHDレベルでは、新しいSHDレベルに到達するたびにポイントを4つのコア特性カテゴリーに振り分けられるほか、「スカベンジング」カテゴリーに消費することでクレジットやクラフト材料を獲得できます。
- コア特性カテゴリーのアップグレードには上限があります。上限に達すると、SHDレベルのポイントは5つ目の「スカベンジング」カテゴリーに消費できるようになり、クレジットやクラフト材料を入手できるようになります。
- オフェンス
- 武器ダメージ
- ヘッドショットダメージ
- クリティカル率
- クリティカルダメージ
- ディフェンス
- アーマー
- HP
- 爆発物耐性
- 状態異常耐性
- ユーティリティ
- スキルダメージ
- スキルヘイスト
- スキル持続時間
- スキルによる修復
- その他
- 命中率
- 安定性
- リロード速度
- 弾薬数
- スカベンジング
- クレジット
- スチール
- セラミック
- ポリカーボネート
- カーボンファイバー
- 電子機器
- チタン
- プリンター用フィラメント
- オフェンス
- さらに、SHDレベルのビジュアルが徐々に際立つようになり、到達したマイルストーンの実績を他のエージェントに見せつけることができるようになります。
難易度レジェンダリー
新たに「難易度レジェンダリー」が登場し、レベル40のエージェントが一部の拠点で利用できるようになります。レイドを除けば、『ディビジョン2』でもっとも難易度の高いPvE体験が楽しめるはずです。新登場となるブラックタスクのエリート一派は、新たなレジェンダリーAIを搭載したことで油断ならない存在となるでしょう。
- ルーズベルト島
- キャピトル・ビル
- ディストリクトユニオンアリーナ
グローバル難易度
ゲーム全体のグローバル難易度をヒロイックまで設定できるようになりました。これにより、コントロールポイントや懸賞金、ミッションを含むオープンワールドの難易度を変更できるようになります。さらに、一度完全にクリアしたマップをリセットして元に戻すことができるようになります。
ディレクティブ
グローバル難易度とは別に、ディレクティブを使用してメインミッション、サイドミッション、オープンワールドアクティビティにゲームプレイモディファイアを適用できるようになります。これにより、全体の難易度を上げ、追加のXPを獲得できます。ディレクティブは最大5つまで適用でき、アクティブなディレクティブごとにXP報酬を増加できます。シーズンXPはXPを獲得できる全てのアクティビティから獲得できるため、ディレクティブを適用するとシーズンXPの獲得量もブーストされます。
タイトルアップデート8
拡張パック「ウォーロード オブ ニューヨーク」とともに、3月3日には全ての『ディビジョン2』プレイヤーにタイトルアップデート8が無料で配信されます。開発チームはワシントンDCのエンドコンテンツと、新しいレベル40のニューヨークシティのエンドコンテンツの両方に留意しながら、ゲームの主要エリアの数々に修正を加えてきました。これらの変更の多くは、リリース以降コミュニティから上がってきたフィードバックに大きく影響を受けています。
- 新たなレベル30のパワーレベル
- 装備スコア515
- 装備2.0
- 一般的なプレイスタイルに合わせたブランドセットボーナスの調整
- アイテムの「最高レベル」が復活し、全特性が上限値に達したアイテムがドロップするように
- 全アイテムにコア特性を導入
- アイテムの品質が一目で分かるようにUIを改良
- ビルドの要となるより強力なタレント
- タレントの必要条件の撤廃
- 装備セットとエキゾチックの改良
- MODスロットの区分が見直され、特定の装備スロットとリンクされる仕様に変更
- その他多数
- 再調整の変更
- アイテムから抽出したタレントや特性を再調整ライブラリーで恒久的に保管可能に
- より強力な特性を入手した際はいつでも保管済みの特性と交換可能
- UI変更により、ライブラリーに保管できるより強力な特性をシームレスに把握可能
- 保管した特性は何度でも使用でき、再調整を経ても消耗されない
- タレント、ステータス、コアステータス、MODスロットを再調整可能
- 1アイテムにつき再調整1枠という制限は保持
- その他多数
- スキルパワーの変更
- スキルパワーの代わりにスキルクラス導入
- スキルクラスは6段階あり、スキルクラスのコア特性の付いたアイテム1つにつき1クラス上昇
- クラスが高くなるごとにスキルの性能が向上
- オーバーチャージシステム – 装備タレントやエキゾチックタレントと組み合わせることで、スキルが短時間オーバーチャージされ、性能が大幅に向上
- スキルMODに対するスキルパワーの必要条件を撤廃
- その他多数
- ダークゾーンの改良
- ダークゾーンXPがプレイヤー間のインタラクト、回収の成功、サプライドロップの回収でのみ獲得可能に
- 全てのダークゾーンのアイテムが汚染され、回収対象に
- 回収前にアイテムの内容が確認可能に
- VOIPがデフォルトでオープンマイクとなり、チームのみに設定したり、機能自体をオフにしたりするオプションが実装
- 他のエージェントから盗んだり、奪ったりできる新たなダークゾーン通貨が登場
- ソーシャルメニューで100メートル以内にいる全てのプレイヤーが見られる機能が追加
- シグネチャーウェポンとその弾薬がダークゾーンから削除
- グレーのローグステータスを撤廃
- ワシントンDCのダークゾーンに新たな回収場所を追加
- その他多数
「ウォーロード オブ ニューヨーク」のパッチノートは3月2日に公式フォーラムで公開されます。
今回は以上です。拡張パックの様々な要素に関するさらなる詳細は、今後続々と公開予定です。どうぞお見逃しなく! それでは3月3日にロウアー・マンハッタンでお会いしましょう。
『ディビジョン2』チーム