STATE OF THE GAME: TU6で実装される「ケンリー大学」マスタリー、シェパードの微調整、新たな侵略ミッション

今週の『ディビジョン2』STATE OF THE GAMEの配信では、シニアゲームデザイナーのTrick Dempsey氏を迎えつつ、エピソード2(タイトルアップデート6)でエクスペディションがどう変化するかを取り上げました。まずは、以下のハイライトご覧をください:

エクスペディションに新たなマスタリーシステムが登場。難易度別のクリア時間条件を達成することで報酬を獲得できます。
「ケンリー大学」が通常のローテーションに復活。全エリアが開放され、全てのエージェントが初クリア時にライフル「ダイアモンドバック」を獲得できます。
新たなシェパードシステムが登場。援護要請に応じてアクティビティを完了させたプレイヤーには、自動的に「推薦」が与えられます。
キャンプ・ホワイトオークとマニング国立動物園に侵略ミッションが登場。

STATE OF THE GAMEは毎週木曜の午前0:00(日本時間)にTwitch、Mixer、YouTubeにて配信されています。(直近のエピソードで取り上げた内容は、前回のSTATE OF THE GAME配信をご覧ください)

優先事項

木曜日のメンテナンス

明日はメンテナンスの予定はありません。その代わり来週前半にメンテナンスが行われる可能性があります。

今後のイベントにおける「衣料品キャッシュの鍵」の改良

フィールドマスターキャッシュやダークゾーンキャッシュは大量に手に入るものの、衣料品イベントの鍵がなかなか入手できないという不満の声が、開発チームに寄せられています。
そこで、今後のイベントでは、鍵を入手できるかどうかがプレイヤーにより明確になるようにし、鍵を入手できなかった際にはそのことがはっきりと分かるようフィードバックの改良を行っていく予定です。
既にイベントの仕組みを理解されている方も多くいるかとは思いますが、鍵を入手するには、プレイヤーがレベル30以上であることと、最後の拠点をクリアしていることが条件となります。これはウィークリーの衣料品プロジェクトにも適用されるため、たとえば同一アカウントの複数エージェントで鍵を獲得したい場合は、各エージェントがこの条件を達成していなければなりません。また、フィールドマスターキャッシュからも一定確率で鍵を入手できることがあり、それよりも少し低い確率で、ダークゾーンマスターキャッシュからも鍵は入手可能です。

遅延およびヒット判定改良に関するテスト

現在、特にPvPで顕著な遅延およびヒット判定の問題を解決するべく、修正のテストが進行中です。
この修正は数日前からコンフリクトのライブサーバーに適用され、テストが行われています。
コンフリクトサーバーに対する変更点は、ゲームの他のエリアには影響を及ぼしません。そのため、ゲーム全体には即座に大きな変更を加えることなく、テストが進行しています。
開発チームでは皆さんからのフィードバックをお待ちしていますので、ぜひマッチをプレイして感想をお寄せください。
修正に問題が見つからなければ、ダークゾーンなどの他のエリアに対しても、変更の適用を行っていきます。

来週のSTATE OF THE GAMEでは、ストーリーコンテンツを含むエピソード2の全概要についてと、新たなスペシャリゼーションについてお伝えします。

エクスペディションの復活

「ケンリー大学」のマスタリーシステム

3つ全てのエリアが再び開放され、3つのブランチも全て同時に開放されます。保管庫スロットの最大容量は、全プレイヤー共通となっています。
新たなマスタリーシステムによって、「ケンリー大学」には新たな難易度レイヤーおよびチャレンジシステムが追加されます。
各難易度、各ブランチで3つのメダルが獲得可能です: 報酬にはブロンズ、シルバー、ゴールドの3クラスがあります。これらはクリア時間によって判定が行われます。
マスタリーメダルを懸けて戦う際は、マスタリー用の特別なモディファイアが有効になります。エクスペディション「ケンリー大学」のこのウェーブで適用されるのは、「情報受渡地点」です。このモディファイアでは、敵を倒した際に、その敵のタイプに応じたグレネードが投下されて爆発が起こります。
調査エリアのクリアにどのぐらいの時間がかかるかは、プレイヤーのスキルおよびグループとの連携次第で変化します。
メダルの獲得条件はUIに表示されるため、簡単に自分の最新タイムと比較することが可能です。
さらなるチャレンジを提供するため、エクスペディションには新たな難易度モードも追加されます。プレイヤーは「ケンリー大学」にノーマル、ハード、チャレンジの難易度で挑戦可能です。各難易度モードにはそれぞれのマスタリータイムが設定されています。
各難易度レベルの各マスタリーメダルには、それぞれの報酬が用意されています。全ての報酬を手に入れるには、各ブランチの各難易度でゴールドを獲得しなければなりません。
「ケンリー大学」については、ローテーション方式が引き続き適切であると判断されました。そのため、「ケンリー大学」はローンチ後2週間のオープン期間を経て再びクローズ期間に入ります。以降、当面は「2週間クローズ、1週間オープン」のペースで挑戦可能となる予定です。これによりプレイヤーは、オープン期間が訪れるたびに、定期的に「ケンリー大学」に挑戦してマスタリー報酬の獲得に挑戦できる他、貴重なダイアモンドバックを確実に入手することができます。オープン期間になると、3つの調査エリアは全て同時に開放されます。
各種メダルとその報酬を獲得できるのは、イベントごとに1回ずつとなります。
「ケンリー大学」初クリア時には、イベントごとに1回だけダイアモンドバックを必ず獲得することができます。前回入手し損ねたプレイヤーも今回で獲得できる他、複数のエージェント用に再度獲得することも可能です。

エクスペディションの復活

開発チームには、手動式の推薦システムによってランク上昇が難しくなっているとのフィードバックが数多く寄せられていました。TU6ではこのシステムに変更が加えられ、ランクが自動的に上昇するようになります。
援護要請に応じると、アクティビティのプレイ時にシェパードメーターが溜まり、自動的に推薦が発生します。
援護要請をしたプレイヤーは、これまでどおりシェパードプレイヤーを手動で推薦することが可能です。
ランク上昇がこれまでより少し短い間隔で一貫して起こるようになるため、ランクそのものにも調整が施されます。TU6以降は、最初のシェパードランク獲得に推薦が15必要となり(これまでは10)、以降はランクごとに推薦が7必要となります(これまでは5)。
要請に応じたプレイヤーは推薦を確実に1つ獲得できるだけでなく、ホストからさらにもう1つ推薦を獲得できる可能性があります。この変更により、援護要請システムは改善されるはずです。また、シェパードシステムについて知らないまま援護要請に応じていたプレイヤーも、援護を行った際の報酬を獲得することができます。
エピソード2のリリースと共に、シェパードランク1以上の全プレイヤーにビジュアルアイテムが付与されます。

侵略ミッション

マニング国立動物園とキャンプ・ホワイトオーク

マニング国立動物園が新たに拠点となり、キャンプ・ホワイトオークと共にウィークリーの侵略ローテーションに組み込まれます。ここでは他の侵略ミッションと同様に新たな難易度モード「ヒロイック」が利用可能です。
これらの新たな侵略コンテンツは、新ミッションに集中しているプレイヤーの妨げにならないよう、エピソードの第3週から登場する予定です。それ以降は定期的に登場するようになるので、こまめにチェックしましょう。

マニング国立動物園とキャンプ・ホワイトオーク

マニング国立動物園には、ごく一部のプレイヤーしか発見していない隠しボスが存在します。
UIインタラクトも表示されないこのボスを見つけるには、ある行動を取らなければいけません。特にすることのない「フットボール場のように広い」エリアを見つけたら、注意を払ってみましょう――というのが、Dempsey氏からのヒントです。

名前付きアイテム

名前付きアイテムが、侵略のドロップアイテムおよび報酬として登場します。
侵略の最中に初めてタイダルベイスンをクリアすると、報酬として名前付きアイテム1つが必ず獲得できるようになりました。
侵略の各ヒロイックミッションを初めてクリアした際に、報酬として名前付きアイテム1つが必ず獲得できます。
ヒロイックのボスがボーナスアイテムをドロップする確率が上昇しました。ただし、ドロップする内容はプレイヤーが既に所持しているエキゾチック1つか、名前付きアイテム1つとなります。
あらゆる敵のドロップアイテムに、名前付きアイテムが登場するようになりました。ただしその確率は非常に低く、難易度が上がるほど確率は上昇します。(これには懸賞金とコントロールポイントの警戒レベルが含まれます)

それではまたお会いしましょう。

『ディビジョン』チーム