ようこそ、Tire Slayer。あの素晴らしい動画を誰が作っているのか知らない人のために、自己紹介をお願いできますか?
こんにちは、Tire Slayerです! もうすぐ卒業を控えたブルガリアの学生です。時間があれば、YouTubeにアップするためのコンテンツを作っています。「ザ クルー」シリーズとの長い冒険の始まりは、2014年にまでさかのぼります。YouTubeで初めてこのゲームの動画を見たときは、すごく感動しました。しかし残念なことに、当時はプレイできるゲーム機器を持っていませんでした。それから数年が経ち、Ivory Towerが新しい拡張パック「コーリングオールユニット」をリリースしようとしていることを偶然知りました。発売されるとすぐに購入し、それ以来1000時間以上プレイしています。しかし、カメラモードは他のコンテンツクリエイターにとって使い方がいまいちよく分からないモードでした。そういうわけで、2ヶ月後にYouTubeでの活動を始めたのですが、動画や写真の編集に関して無知でした。例えば、最初の動画はモバイルアプリで編集しましたし、「Premiere Pro」や「After Effects」といったソフト名は聞いたこともありませんでした。このようなソフトを使うことは、自分にとって大きな挑戦でした。しかし、ハイクオリティのコンテンツを作り出すという、ただ1つの目標に向けて努力を重ねました。
私は様々なコミュニティのウィッシュリストの管理を行い、プレイヤーの意見をコミュニティマネージャーに届けるということもしています。提出した意見のほとんどが考慮されたことを、誇りに思っています。
遊んでいるのはコンソール版ですか、PC版ですか? PC版の場合、スペックを教えてください。
PS4版です。私はPlayStationの大ファンなんです。だから、2016年にPS4を購入しました。自分のコレクションに追加した2番目のゲームは、「ザ クルー アルティメットエディション」です。正直、今までプレイしてきたどんなゲームよりも、ずっと多くの思い出があります。
しかし、近々PC版に切り替える予定です。そうすれば動画のクオリティを高められます。
「ザ クルー」をプレイしていて、最も印象に残っている場面を教えてください。また、そのとき何の車に乗っていましたか?
1年以上前の出来事がそうですね。
「2015 Ford Mustang GT」で限界までドリフトをできるようになり、どこかにドリフトを試せる場所がないかなと思っていたんです。 そして、マツダレーストラックの近くにある山道が、ドリフトにうってつけの場所でした。しかし、そこで何か新しいことに挑戦してみたくなったのです。車や障害物に当たることなく、完走するという挑戦です。もっと難しくするために、カメラモードを開きました。「録画もしてみたらどうだろう?」って思ったんです。このような経緯で、チャンネルを開設することになりました。それからちょうど一年後に、逆周りではありますが同じ走りをしました。
あなたにとって、「ザ クルー」のコミュニティに属することは、どんな意味がありますか?
このような素晴らしいコミュニティに携わることができてとても光栄です。何年もの間、非常に多くの情熱的な人々と接することができ、モチベーションを与えてもらっています。開発者やコミュニティマネージャーの方々が、コミュニティのために多くの時間を割いてくれることも嬉しいです。私たちの意見に耳を傾け、動画や写真をソーシャルメディアに広めてくれることに本当に感謝しています。 本当にありがとうございます!❤️
あなたの素晴らしい動画はコミュニティでも有名です。動画製作の過程について少し教えていただけますか?
毎回ハードルを高く設定している、の一言に尽きます! 私の映画風の動画にはそれぞれ筋書きがあります。不思議に思われるかもしれませんが、本当のことなんです。動画のために筋書きを書くのには時間を要しますが、数週間かけて完成させてから、やっとプロジェクトを始動させます。動画に様々なクリップを追加していくだけでは良い作品は生まれません。
そして、次に音楽を選びます。動画が映画風のものであれ、単なるプレイ映像であれ、音楽は大きな役割を果たします。その次にすべきことは、十分な尺の動画を撮影することです。このことに関してはチームに頼っています。チームのことは本当に誇りに思います。ショットの中には、文字通り何時間もかかるものもありますが、チームのメンバーは辛抱強く取り組み続けてくれます。高いモチベーションを持った、素晴らしいメンバーです。
クリップを全て正しく配置するのに多くの時間がかかってしまうこともあります。例えば、これまでで一番大きなプロジェクト「America's Playground」を完成させるのには、1ヶ月以上かかっています。
150時間以上を費やし、録画された動画の容量も30GBに達しました。プロジェクトを完成させるために、魅力的なマップ上の隠れたロケーションを全て周って、地域ごとにベストスポットを選び出しました。プロジェクトに時間を要しましたが、リヨンにあるスタジオ全体で動画が鑑賞されていたと聞いたときは、本当に嬉しかったです。人々に笑顔を届けることが、私にとって一番大事なことなんです。
完璧なショットはどのように撮影するのですか?
大抵の場合、まずは理想のロケーションを探します。実際のところ、ロケーション選びにほとんどの時間を使っています。様々な場所を巡って、ベストスポットを探すのです。フォトモードに差し掛かれば、仕事の半分は終わったようなものです。オプションを全て吟味し、アングル、天候、ブラーなど、ベストなものを選び出す必要があります。
見栄えのいい写真がいつも簡単に撮れるとは限りません。特定のムードやスポットを探している場合、多いときには数時間かかることもあります。ロケーションや光の配置が大事なんです。既存の枠にとらわれずに考える必要も時にはあります。
影響を受けたコンテンツクリエイターはいますか?
車のコマーシャルを見るのが大好きで、そこから着想を得ることが多いですね。しかし、「ザ クルー」シリーズで撮影された全ての映画風の動画には、目を通すようにしています。
CrownedとDomesticMangoはお気に入りのコンテンツクリエイターです。二人のコンテンツはいつも素晴らしくて、彼らの存在が新たなコンテンツを生み出し続ける大きな原動力になっています。
最後に、「ザ クルー 2」でコンテンツの作成と投稿を始めようとしている人々を勇気づけるような、ヒントやアドバイスはありますか?
私ができるアドバイスは、簡単にあきらめるな、ということです。コンテンツの作成は時間をかけるほど、いいものができるはずです。ですから、気を楽にして、たっぷり時間をかけましょう。最初は誰もが初心者で、初心者だからといって芸術を生み出す足を止める理由にはならないということを忘れないでください!
恐れずに、新しいことに挑戦しましょう。
それではまたお会いしましょう!
T.S