「Operation Deep Freeze」では、猶予期間中における評価システムの正式なリリースが行われました。ここでは、正式リリースがプレイヤーにとって何を意味するのか、どのような改善が続けられるのか、そしてプレイヤーをこれからも守っていくために私たちが最近とった措置について取り上げます。
方針と目標
評価システムを使用し、私たちは以下の柱を今後も大切にしていきます。
- 軽減と抑制
- 防止と対処
- フィードバックとガイダンス
「シージ」の基本原則に従って、私たちは迷惑行為に対するプレイヤーの保護、ゲーム内の混乱や問題行為の抑制、社会性のある行動の促進、悪質なプレイヤーの更生または排除を行い、最終的に「シージ」の協力的な性質を強化することを目指しています。
評価システム自体に関する私たちの指導方針は、各プレイヤーが、なぜ自分がその評価区分なのか、自分のプレイスタイルや交流方法を修正し、評価システムにおける自分のポジションを向上させるために何ができるのかを知るべきだというものです。私たちは、プレイヤーが適切なツールを利用し、必要な調整を行う機会を確保したいと考えています。今回の評価システムのリリースは、私たちにとって重要なステップであり、プレイヤーからのフィードバックは私たちの計画における重要な部分であるため、皆様の意見や懸念点をぜひお聞かせください。
シーズン4 - 新要素
全容の総括
評価システムの最新アップデートをご紹介する前に、「Operation Deep Freeze」の全容パネルをご覧になっていない方のために、Y8S4で追加されたものと今後の予定についてまとめました。
猶予期間
評価システムは、アップデートされた機能とUI、継続的な猶予期間を設けてリリースされました。この猶予期間は、プレイヤーの評価区分だけを基にした__影響は現時点では出ない__ということを意味します。これはプレイヤーにアップデートされたシステムに慣れてもらい、影響が出る前に行動を改める機会を与えるものです。この期間中、私たちはシステムの監視、フィードバックの収集、そして調整を行い、猶予期間が終わる前に評価システムを使えるようにします。ただし、この猶予期間は、現在実装されているペナルティには影響しません(コミュニケーションペナルティやリバースフレンドリーファイヤーなど)。
評価センターのアップデート
評価センターをアップデートし、さらに多くの情報を確認できるようにしました。これで、行動を改めるのにベストな機会や、(猶予期間後に)皆様の評価区分がもたらす可能性のある影響などを確認できるようになります。
アップデートされた評価センターには、新たに「ヒント」と「ガイド」の2つのセクションが加わりました。ここでは、プレイヤーの評価区分を上げ、「シージ」の優れたコミュニティメンバーやプレイヤーになるためのヒントをご紹介しています。
このリリースで、評価区分の変更に関する情報が通知されるようになります。プレイヤーには、評価区分が変わったこと、および現在の行動が今後の評価区分に及ぼす可能性のある影響が通知されます。これらの通知の一環として、猶予期間が終了した後にプレイヤーが直面する可能性のある影響についてもお伝えします。
新たな影響
猶予期間が終了すると、プレイヤーの評価区分に応じて、プラスとマイナスのさまざまな影響が生じます。猶予期間がいつ終了するかについては、今後のアップデートでお伝えします。
ポジティブで良い行動をとれば、以下のことにつながります。
- より多くの名声の獲得
- XPの増加
- アルファパック進行ボーナス
- 特別なリワード
反対に、ネガティブで迷惑な行動を取れば、以下のことにつながります。
- XPとリワードの減少
- ランクリワードのロック
- プレイリストのロック
こういったマイナスの影響は、プレイヤーが更生し、行動を適応させて、今後これらを良い影響に変えたり、無くしたりできるように、特別に選ばれたものとなっています。
プレイリストとランクリワードのロック - [現在の猶予期間では無効]
プレイリストを制限されたプレイヤーが、再度プレイリストを利用するためには、評価区分を上げる必要があります。つまり、ロックされているプレイヤーは、他のゲームモードで積極的に行動を変える必要があるため、良い行動の増加につながります。
ランクリワードのロックは、プレイリストのロックと同じように作用し、今後のランクリワードがロックされたプレイヤーも同様に自身の状況を見直す機会が与えられます。次のシーズンにおいて、評価区分を「正当」まで上げたプレイヤーには、以前のリワードが付与されます。
悪意のある報告からプレイヤーとクリエイターを保護すること
ゲーム内報告は、プレイヤー保護チームにとって非常に役に立つものとなっています。皆様のゲーム内報告は、私たちの自動検知をより強固なものにし、プレイヤー保護チームによる調査のサポートと皆様にとってのより安全なプレイ空間の構築につながります。
私たちはまた、ゲーム内報告はプレイヤー保護チームが今後も活用していく貴重なツールであるとはいえ、__ゲーム内報告だけを理由にプレイヤーへ制裁が下されることはない__ということを皆様に繰り返し伝えたいと思います。
私たちはプレイヤーに、ゲーム内の報告システムを利用できることを知ってもらいたいと考えていますが、こうした報告ツールを悪用しようとする人がいることも知っています。皆様からのご意見を受け、より詳細な説明やスパム報告防止のため、システムをアップデートしました。しかし決定的なのは、迷惑行為を行うプレイヤーは、依然としてきちんと報告され、その結果、評価ペナルティやゲームの制裁を受ける可能性があるということです。将来的には、私たちのシステムの堅牢性をさらに向上させるために、新たなセーフガードを構築・作成しながら、検証を強化していきます。
評価区分の正確性
現在、評価システムは、セーフガードのロジックを用いて、ゲーム内報告、コメンデーション、リバースフレンドリーファイヤー、放棄の乱用など、肯定的・否定的な統計のすべてを利用しています。これらによって、プレイヤーの行動を偏りなく表すのに十分なデータを全体的に得ることができましたが、プレイヤーの一般的なその他の行動をカバーするデータポイントを追加することで、さらに精度を高めることができることもわかっています。精度を高めるため、より詳細なデータを含めるよう取り組み、プレイヤーの評価をより正確に定義できるようにしています。
まとめ
今シーズンから導入する新たな改善策によって、プレイヤーが「不正」ページで不当な報告を見ることが大幅に減るはずです。また、最悪の事態となった場合でも、不当な評価ペナルティを阻止することもできます。本アップデート後も評価システムに何らかの問題が発生する場合は、R6Fixよりご報告ください。
今後数ヶ月の間に、皆様にとってプラスとなるシステムを構築し、バランス調整、追加措置と保護、そして評価区分への影響について、さらなる調整と報告を行う予定です。私たちは常に皆様のご意見に耳を傾け、積極的で評判の良いプレイヤーには報酬を与え、他のプレイヤーの行動改善を支援することで、正しい結果を達成できるようにするという目標に向かうための改善策に取り組んでいきます。
現在継続中のY8S4「Operation Deep Freeze」ですが、評価システムは引き続き猶予期間中であることにご留意ください。この期間中は、適用される影響を受けることなく 評価センターで、ゲーム内におけるご自身の行動の影響を見ることができます。このシステムが完全にバランスの取れたものとなり、正式にリリースされるまでは、評価センターでハイライトされている影響はいずれも有効にはなりませんが、ボイス/テキストチャットのペナルティなど、すでに有効化されている評価ペナルティは通常通り機能します。
私たちは「シージ」が、競争力と戦略性が特長のゲームであると同時に、楽しく快適にプレイできるゲームであってほしいと考えています。評価システムは、プレイヤーを保護する私たちの計画にとって不可欠な要素であり、私たちは、すべての人に歓迎される環境を作るという使命に専心し続けます。