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2025 January 14

1 分(読むのにかかる時間)

アサシン クリード シャドウズ – 探索の概要

『アサシン クリード シャドウズ』は、2025年3月20日発売予定です。今回は重要要素である探索システムについて新情報をお届けします。
これまでステルス戦闘パルクールについて紹介してきましたが、今回は重要要素である探索システムについて新情報をお届けします。本作の広大なオープンワールドは、数多くの発見と出会いに溢れています。無数に連なる山や谷を迷わずに探索し尽くすことが、冒険を楽しむ鍵です。
このテーマについてさらに掘り下げるために、今回も『シャドウズ』のゲームディレクターであるCharlesをゲストにお送りします。

映像はすべて開発途中のビルドのものです。記事内の映像の一部は、圧縮されて画質に影響が出ている可能性があります。最高画質でご覧いただくには、4K設定でご視聴ください。カスタマイズ可能なオプションの設定例を示すため、キャプチャ毎に異なるHUDの設定を使用している場合があります。

『シャドウズ』の探索機能では、たくさんの発見が皆さんを待っています。本作では、過去のゲームプレイシステムが復活すると同時に、大幅な変更と追加が行われ、ゲーム内の世界を歩き回ることで様々な発見や出会いが待ち受けています。「大量のアイコンやマーカーのみでプレイヤーを誘導し続けるようなことは避けたいと考えました。実現したかったのは、情報こそが鍵であり、報酬としても機能するようなオープンワールドでした。そして忍として情報を手に入れるために戦うこのゲームでは、それが理に適っていました。『シャドウズ』では、密偵やNPCから聞き出すにせよ、自分の目で確かめるにせよ、探し回って情報を獲得していきます。プレイヤーには、自ら調査したり、密偵の情報網を利用したり、オープンワールドを直接見聞きしたりすることで、この地に隠された素晴らしい秘密を1つ残らず見つけ出してほしいと思っています。」( Charles)

探索への誘い


ワールドマップ

探索の基礎となるのがワールドマップです。

ゲーム開始時の地図には、地名と各地の特徴を暗示する絵だけが書かれています。世界を歩き回ることで、キャラクターのいる場所の周りに何があるかが徐々に明かされていきます。新たな地域や地区を訪れることで、各地のランドマークが徐々に追加され、マップはより詳しく充実していきます。つまり、探索すればするほど、マップから得られる情報も増えるということです。

メニュー画面ではワールドマップをズームして縮尺を変えることができ、それぞれの縮尺でマップ上に表示される情報が切り替わります。例えば、最も縮小した画面では地域名が表示され、最も拡大した画面では周辺のランドマークや関連アイコンが表示されます。マップは旅に不可欠であり、次の冒険の可能性を探ったり、クエスト目標を探したりする際には頼もしい味方になってくれることでしょう。



「世界を探索する時には、未発見の場所(「?」アイコンなど)を訪れてみてください。荒らされた野営地や隠された神社など、興味深い場所がたくさん見つかります。プレイヤーの皆さんには、常にこのような場所を発見することの楽しさを感じていただきたいです。」(Charles)

マップに追加された新要素をさらに詳しく解説する前に、他の要素を簡単に紹介して探索全体の流れご紹介します。


物見処

『シャドウズ』の物見処(ビューポイント)は、過去のシリーズとは少し異なっています。これまでのように、シンクロによって一度にワールドマップの特定の範囲内にあるアイコンが出現するのではなく、今作では高所の物見処から見渡すことで、周辺にある注目すべき場所(街の地区、寺、神社、城など)を見つけることができます。これらの場所の多くはクエストやアクティビティと関連がありますので、訪れてみる価値があります。

ステルスの概要記事で初めて明かされた観察システムを使うと、カメラを手動で360度動かし、注目すべき場所を詳しく調べ、近くにある行ってみたい場所をマークし移動中の目印にすることもできます。以前に訪れたことがあれば、その場所の名前が表示されます。訪れたことがない場所は「未発見の場所」として表示され、マークしておくと後で探索するのに便利です。物見処を作るにあたっては、従来のビューポイントを進化させ、プレイヤー自らが積極的に次の冒険の場を探して選び取れるようなシステムを目指しました。

長年のファンの皆さんに嬉しいお知らせとしては、新しい手動カメラ機能に加えて、シリーズを象徴するシンクロカメラも復活します。周囲に広がる景観を存分に楽しみましょう。



物見処を訪れると高速移動地点が解除されます。ただし、物見処の中には天守など、敵地の中心に位置するものもあります。こうした場所に移動すると脱出は困難なので、使用には注意しましょう。

奈緒江と弥助、どちらのキャラクターでも大半の物見処には辿りつくことができますが、異なるアプローチが必要なこともあります。例えば、同じ建物の上に行く時でも、奈緒江は鉤縄を使って外壁を登ることができる一方、弥助は階段を使い、番兵を蹴散らしながら目指さなければならないこともあります。


観察

未発見の場所やクエストを探すようになったら、さらに細かい情報収集に移りましょう。『シャドウズ』では、過去作に登場するような相棒のワシはいませんので、自分がその目としての役割を果たすことになります。見晴らしのいい場所を探し、「観察」で周辺を調べましょう。視点操作を使って見回すと、貴重なアイテムやタグ付けされた敵などを見つけることができます。

クエスト目標や標的、手掛かりを探す時、そして密偵が割り出した重要な場所を調べる時には観察はとても重要です。



隠れ処

各地域を探索すると、隠れ処と呼ばれる安全な拠点を発見することができます。隠れ処は、カスタマイズ可能な本拠地である隠れ家の小さな支部として、食料、道具、弾薬の補充、武具の保管と取り出し、依頼の受注と管理、密偵の補充、助けが必要な時に駆け付けてくれる味方の管理など、隠れ家の機能の一部を利用できます。次の行動の前に計画を練ったり準備を整えたりするなら、隠れ処に立ち寄るのが一番です。

隠れ処は高速移動地点としても機能します。隠れ処は敵地から離れた場所にあるため、安全に移動できます。


快適な移動に「パスファインダー」

シリーズの中でも本作の景観が独特になっているのは、登る者を拒む日ノ本の急峻な山々が存在するからです。最短と思えるルートよりも、遠回りでも整備された道を通る方が目的地まで早く着けることもしばしばあります。道に迷った時はオプションツールのパスファインダーを使いましょう。ワールドのガイドと移動の快適性をアップする優れたツールです。

クエストを追跡している場合には、密偵が目的地を発見しているか、またはワールドマップ上にプレイヤー自身がマーカーを置いた状態であれば、馬に乗っている時にパスファインダーを使用できます。パスファインダーを使用すると、地面に白い線が表示され、目的地やマーカーに向かうための最適なルートが表示されます。ます。この機能はいつでもオン/オフを切り替えられます。



目標ボード

『シャドウズ』のゲームプレイの中心となるのがクエストログである目標ボードです。クエスト目標が確認できる他、各地での戦いや奈緒江と弥助それぞれの人生にまつわる物語、さらには2人の主人公が共通の標的を追う壮大な旅まで、日ノ本での様々なストーリーの進行状況もここに記録されています。

新たなキャラクターや乗り越えるべき課題と出合うたびにボードが更新され、そこからまた新たな目的地やストーリーへと繋がっていきます。



標的を探して調べるクエストでは、目標ボードが重要な役割を果たします。特定の標的やNPCのボードにズームすると、クエスト達成までの各ステップとなる「好機」が表示され、個別に選択して完了を目指すことができます。

それぞれの好機を掴める場所の手掛かりが示されているので、マップ上でその手掛かりに合致する場所を探し出し、次に調べるべき場所や向かうべき先のヒントにしましょう。このシステムは、『アサシン クリード オデッセイ』で初めて登場した探索モードの進化版です。旅路の先で何を発見するのか、プレイヤー自身が選べるようにすることを目指しました。

一方で、わかりやすいクエストマーカーが欲しいプレイヤーは、手掛かりが示す大まかな範囲に密偵を送り込むことで、より容易にプレイを進められます。

アクセシビリティ機能の「ガイド付きモード」も、クエスト目標を追跡しやすくするのに役立ちます。


密偵

ゲームを進めると、あなたの味方として働く密偵が増えていきます。密偵は多ければ多いほど有利です。クエスト目標の場所を特定したり、隠れ家を改良するための物資を集めたり、さらには地域の警戒状態をリセットして追跡から逃れるのを助けてくれることもあります。

密偵は探索の要であり、『シャドウズ』のストーリーにおいて重要である情報収集に欠かせない存在なのです。


密偵を使いワールドマップを調査

好機や標的の場所がわからない時は、ワールドマップを参考に、密偵を送り込んで調査しましょう。そうすることで、クエスト目標のより詳しい位置が明らかになります。一度に送り込む密偵の数が多ければ多いほど、調べられる範囲も広くなり、目当てのものを発見できる確率も高くなります。手掛かりをすべて集めきれず、クエスト目標の情報が足りていない場合は、多数の密偵を使って補うことも有効です。



地域の警戒状態を打ち消す

プレイヤーの行動によって警鐘が鳴らされ、地域全体が警戒状態になると、警固番と呼ばれる手強い敵に追われることになります。時間経過で季節が変わり、警戒状態は解除されるの待つこともできますが、主人公のキャラクターを切り替えたり、密偵を送り込むことでも、地域の警戒状態を解くことができます。そうすることで、地域を巡回する兵が攻撃的でなくなり、番兵が守る区域でも警戒度が下がります。


盗み

裕福な藩は、特定の場所に物資を蓄えて厳重に警備させていることがよくあります。これを奪うことができれば、プレイヤーの味方をさらに強化できます。しかし、このような蓄えは量が多く、弥助ですら一人で奪うことはできません。しかし目印の旗を立てておけば、密偵が少しずつ盗み出してくれます。季節の終わりに、旗を立てた備蓄を全て手に入れることができ、隠れ家の改良に使うことができます。注:備蓄一ヶ所につき密偵一人が必要であり、その季節の間は担当する密偵に他の仕事をさせることはできません。



密偵の補充

送り込んだ密偵は、その季節が終わると戻ってきて、また他の任務に就かせることができます。ただし、隠れ家でゲーム内通貨を支払うことで、密偵の帰還を早め、次の任務に向けて待機させることができます。密偵をうまく管理できるかどうかは、世界が変わるほどの影響をもたらします。いつでも助けてくれる仲間の存在がどれほど心強いか、きっとすぐに実感できるはずです。


可能性に満ちた世界

『アサシン クリード シャドウズ』のオープンワールドでは、寺社や城など、パルクールを最大限に活用することで進める隠された道、修行場、その他にもたくさんの発見がプレイヤーを待ち受けています。

新たな場所を発見すると、様々な形であなたの旅と成長に役立ちます。ほとんどの探索要素は奈緒江と弥助のどちらでもお楽しみいただけますが、それぞれにしかできないアクティビティも存在します。例えば、奈緒江だけが行える九字切りの修行では、精神を集中することで彼女の人生やバックストーリーについてより深く知ることができます。一方で、弥助は各地で様々な武器の使い手に出会い、武器特有の「形」を学ぶことができます。形は、特定の動きをタイミングよく順番に行うことで解除できる特別な技です。また、弥助には各地でその腕前を披露できる流鏑馬イベントも用意されています。

心を静めて没頭したいプレイヤーにおすすめなのは墨絵です。奈緒江と弥助のどちらでも、日ノ本の多様で神々しい野生動物の姿を描くことができます。



このほかにもたくさんの要素をお楽しみいただけますが、皆さんが実際にこの世界を探索する時まで、驚くべき秘密のいくつかはお楽しみに取っておきましょう。。

今後も発売までさらに多くの情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!

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