Ubisoft storeで「アサシン クリード」のゲームを最大85%オフで手に入れよう。

今すぐ購入

2024 November 21

2 分(読むのにかかる時間)

『アサシン クリード シャドウズ』 - 隠密ゲームプレイ概要

「アサシン クリード」シリーズ最新作の『アサシン クリード シャドウズ』は、2025年2月14日発売予定です。本作のゲームプレイの詳細について、今後、ゲーム内の戦闘、移動術、探索の要素に関する新情報をお届けしていきます。

では、今回はステルスの概要から始めましょう。今回主に取り上げるのは、『シャドウズ』の主人公2人のうちの1人、奈緒江です。シリーズでは定番のアサシンの技と、熟練の忍の静謐さと敏捷さを併せ持つキャラクターです。本記事で紹介する内容の一部は、もう1人の主人公である、弥助にも該当します。

この続きは、アソシエイト・ゲーム・ディレクターのSimonに補足してもらいましょう。



新たなステルスの哲学

「『シャドウズ』では、ステルスゲームプレイの大事な要素において、いくつか大胆な見直しが行われました」と語るSimon。「まず、アサクリプレイヤーにとって最もわかりやすい違いは、主人公に先行して偵察を行い、エリア全体を把握させてくれる相棒のワシがいないことでしょう。プレイヤーは主人公の五感を頼りに、臨機応変に戦術を駆使して敵と刃を交えねばなりません」


観察

奈緒江と弥助は、新要素である「観察」を使用できます。これによって、迅速かつ容易に情報を入手し、画面上に表示させることができます。観察は、標的の識別、敵への印付けと監視、さらには奪える戦利品、収集品、クエスト目標を強調表示してくれます。シンクロポイントでは、付近を詳しく調べることもできます。

「新要素の"観察"は、『アサシン クリード シャドウズ』のゲームプレイの中核をなすものです」とSimon。「迷ったときは、立ち止まり、周囲を観察してみましょう。それから次の行動を決めるのがおすすめです」



イーグルビジョン

奈緒江は、シリーズおなじみのイーグルビジョンを使用できます。壁や障害物の後ろに隠れている敵の位置を暴き、彼らが出す物音を特定できます。イーグルビジョンはよりステルスに特化した機能で、敵やゲームプレイに関連するオブジェクト(隠れ場所を含む)を時間をかけてしっかり把握できるよう、奈緒江を導いてくれます。



「観察」と「イーグルビジョン」はそれぞれ異なった情報を得られる独立した能力ですが、奈緒江はこの2つを組み合わせることで、壁越しに敵を発見、監視、マークすることができます。侍が大勢で待ち構えている部屋にうっかり踏み込みたくなければ、これらを使う習慣を身に着けておくとよいでしょう。



忍の技


影に身を隠す

プレイヤーは影に隠れることで敵から見えなくなります。これは『アサシン クリード』シリーズ初となる要素です。夜間は、あらゆる影がダイナミックな隠れ場所になり、人目につくことなく移動できます。これは屋内と屋外の双方で有効です。

このように影を活用することで、プレイヤーは周囲の環境を慎重に探りながら潜伏のチャンスとルートを検討できるほか、手裏剣で提灯を壊して自ら影を作り出すこともできます。「奈緒江は日中でも文句なしに腕の立つ忍ですが、闇を纏えば敵に対して圧倒的優位に立てるのです。特に高難易度でプレイするとよく実感できるでしょう」(Simon)


身を潜める

いかに素早い奈緒江とはいえ、ステルス行動中に人の多いエリアを疾走するのは危険です。足音は番兵を警戒させ、ほぼ瞬時に発見されてしまいます。大体の場合、立った状態では敵からの視認性が高まるので、かがむことが重要になってきます。かがんだ状態だと、奈緒江はかなりゆっくりと動くようになり、足音を大幅に抑えられます。 



かがむのは屋内でも実に効果的で、例えば、鶯張りの床(人が踏むたびにきしむよう作られた床)の音を最小限に抑えたり、大きな音を立てる障害物にぶつかる可能性を減らしたりできます。 


腹ばい

奈緒江と弥助は、シリーズ初の腹ばいになれる主人公です。腹ばいになると、地上でも屋上でも水中でも、敵からの視認性がさらに下がります。

奈緒江は腹ばい状態になることで、さまざまな独自のアクションを使えるようになります。腹ばい状態で回避ボタンを押すと、横、前、後ろに転がることができます。番兵が近づいてきた際、とっさに使える実用的なアクションです。建物の下にも目を配ると潜り込める隙間が見つかるかもしれません。



忍と暗殺用具


奈緒江が備えているのはステルス能力だけではありません。敵の瞬殺や逃走に役立つ、主要な道具4種を使用できます。

  • 煙玉: アサシンの定番アイテムで、煙幕を発生させ、姿をくらましながら逃走したり、低ランクの敵を暗殺したりできます。

  • 忍鈴: 敵の注意をそらすのにうってつけの道具です。鈴を投げて、番兵を持ち場からおびき出したり、やり過ごすチャンスを作ったりできます。

  • クナイ: クナイは極めて鋭利な投げナイフで、正確に狙えば大ダメージを与えることができ、一撃必殺も可能です。

  • 手裏剣: 手裏剣は鋭利な星形の投擲武器で、敵をしばらく気絶させられるほか、周囲に投げて騒ぎを起こすなど、いっそう有用な使い方もできます。



※煙玉に引っかからない敵もいます... 詳細は後述。


新たな隠密殺法

「奈緒江はこれまでで最も小柄なアサシンです」と語るSimon。「彼女はそれを自分の強みとしています。わずかな壁の隙間をすり抜け、小さな収納空間や箱の中に隠れて敵の意表を突くこともできるのです」


ダブルアサシン(暗殺 - 双)

プレイヤーがステルスプレイに効率を求めるのは承知しています。そこで『アサシン クリード シャドウズ』ではダブルアサシン(本作では「暗殺 - 双」)を復活させました。短刀をメイン武器の1つとして装備し、専用スキルを解除することで、地上でも空中でも、隣り合う2体の敵を隠し刃(アサシンブレード)で一掃できます。




敵を掴む

敵に気づかれていなければ、敵を掴んで好きな方向に引きずり込むことで、静かに暗殺したり、殺さずに倒したりできます。掴むというアクションは、過去作では自動化されていた部分でした。「『シャドウズ』では、茂みに潜伏した状態で誰かを暗殺したい場合、手動で相手を掴み、引きずりこまなければなりません。それで初めて、相手を始末できます」(Simon)

なお、この他にも様々な方法でステルス能力を発揮することができます。本記事ですべてを網羅することはできませんが、実際にゲームをプレイすると、この他たくさんのステルスプレイを体験できるはずです。例えば、冬には氷柱の落下で番兵の注意をそらしたり、障子越しに素早く暗殺したりもできます。



敵の戦術

こっそりと標的を始末する方法はいくらでもありますが、ミスを犯せば敵の反応に手を焼くことになります。例えば使用人。攻撃能力を持たない新たなタイプの敵ですが、プレイヤーを見つけると番兵に警告を発します。戦えこそしないものの、応援を呼んだり、警報を鳴らしたりはできるため、敵の戦闘員と同じくらい厄介な相手です。使用人には各自の巡回ルートがあるので、動きを把握しておくことが鍵となります。イーグルビジョンを使用すると、彼らはオレンジ色で強調表示されます。

城のような厳重な警備が敷かれた場所では、ひとつひとつの区域が独立したエリアとして、区切られて存在しています。つまり、ある区域で発見されたとしても、挽回が可能なのです。全エリアの敵が一ヶ所に殺到してくることはないので、再度その区域から態勢を立て直し、ステルスプレイを続けられます。


警戒と捜索

発見されたあと、姿をくらますことに成功しても、敵は2人1組(片方が見張り、もう片方が索敵兵)でプレイヤーを探すでしょう。そして、以降は警戒を強めたままになります。つまり、口笛でおびき寄せるような戦術は、彼らの警戒をあおり、発見されやすくなるだけだということです。

これは潜伏地点からの暗殺にも影響を与えます。なぜなら、迂闊なプレイをしていると、警戒した番兵に邪魔される可能性が高まるからです。


敵の道具耐性

敵の中には、道具の効果に耐性を持ったものもいます。例えば、上の煙玉のクリップに見られるように、侍は煙玉に巻き込んでも暗殺できません。むしろ素早く煙幕から脱出します。煙の中で暗殺可能な足軽兵や使用人とは対照的です。

しかし、こうした脅威は常に新たな学びをもたらすもの。素早く逃走したい時には、煙玉は侍を散らす有効な道具になり得ます。

「侍は恐ろしい敵です。侮ってはなりません」とSimon。「一旦警戒されると、騙すのもおびき出すのも難しくなります。彼らはプレイヤーの用いるトリックを罠だと強く疑うようになるからです」「これにより、プレイヤーはそれぞれの敵に合わせた対応と、いかに機先を制すかを深く考えなくてはなりません」


暗殺無効

『シャドウズ』の成長システムでは、ステルススキルと能力の向上に注力することが重要です。タイプや地域によって敵のレベルが異なるため、隠し刃のアップグレードを怠っていると、強い敵に暗殺がまるで効かなくなることがあります。

標的に近づくと表示される暗殺が可能かどうかを示すプロンプトは、白が瞬殺、黄色は一定のダメージ、赤は完全に無効であることを示します。「暗殺には、成長度合と状況が密接に関わってきます」「暗殺ダメージを上げるスキルを育成して、試行錯誤してみてください」「正面からの暗殺を耐え抜く強力な敵も、狡猾な空中暗殺であれば倒せるかもしれません」 (Simon)



なお、メニューのオプションで、すべての敵を瞬殺可能にする設定もできます。


隠密と弥助

弥助が得意とするのは主に近接戦闘ですが、それでも弓を装備すれば静かに敵を排除することが可能です。この飛び道具を使えば、刀を抜かずとも遠くから敵を攻撃することができます。



慎重かつ巧みなプレイヤーなら、弥助でも敵の背後に忍び寄り、ステルスプレイと直接的な戦闘を融合させて、近接武器で強烈な暗殺を行えるでしょう。

弥助のスキルについては、次回の戦闘編で詳しく解説します。

『アサシン クリード シャドウズ』のステルスゲームプレイ、その機能の一部をご紹介しましたが、お楽しみいただけましたでしょうか? 次回は戦闘に焦点を当てていきますので、こうご期待!

別のアサシン クリード チャンネルにアクセス:

twitter iconfacebook icontwitch iconinstagram iconyoutube icon