持続性の高いEスポーツ環境の構築を目指す「レインボーシックス」のビジョン、フェーズ3に突入
2020年2月15日「レインボーシックス シージ」に持続性の高いEスポーツ環境を構築するというUbisoftのビジョンの要となる、待望のフェーズ3がついに始動します。パイロットプログラムのフェーズ1とフェーズ2は、収益を分かちあうための試験的な取り組みとして2018年に初導入され、その後の2年間で多くの学びが得られました。当社ではこの知見を活かしながら、次第に強固になってゆく基盤を構築し、長期間にわたって持続可能な、ハイレベルの競技シーンを作り上げるという共通目標の達成を目指しています。私たちは「レインボーシックス」のEスポーツプログラムの安定性を高めるために掲げた、さまざまな到達目標を達成してきました。それが、コミュニティにとって競争力の高いエコシステムの形成につながっています。
2020年は今後数年間にわたって存続する、持続性の高いEスポーツのエコシステムを提供するための、大切な一歩となります。フェーズ3では、「レインボーシックス」のプロEスポーツシーンに携わるパートナー団体のために、公明正大で成熟した環境を整備し、チームやプレイヤー、選手たちの支援環境を確保することを目標として、次の取り組みを行います。
- プロレベルの地域リーグに参戦するすべての団体を含めて、世界各地で最大44団体を支援する。
- 今後4年間は運営を継続し、各団体が長期的な展望を持てるようにする。
- 3つのティアからなる複層的なサポートシステムを導入し、各団体のさまざまな状況に応じて収益の分配方法と要件を調整する。
フェーズ3では明確で公明正大、構造的なアプローチを提供することで、本作のかけがえのないプロEスポーツシーンを応援します。このプログラムでは、Eスポーツ界における高水準を維持することによって、「レインボーシックス シージ」のプロチーム活動の意義を刷新します。
フェーズ3では定性的で緻密なプロセスでセレクションを行い、第三者と協力しながら公平で中立なプロセスの評価を実施します。
- プログラムに参加するための最低条件として、団体には、「レインボーシックス シージ」の地域プロレベルで戦いながら、国内プログラムに参加している選手が所属している必要があります。
- 参加団体を3つのティアへ振り分ける方法を決めるために、各団体が提出した申請内容を第三者が評価します。
- フェーズ3に選出された団体に対しては、視聴者数やプレイヤーの支援体制、ゲーム内の関連アイテムの売り上げなどを基準にして、選出後3カ月おきに評価を実施し、ティア内の他団体と比較した順位付けを行います。団体は1年の最後に、ティアを昇格または降格することがあります。
- ティアと順位によって、各団体の収益分配額が決まります。
プログラム全体を通して、関連アイテムの純収入の30%が、フェーズ3の参加団体へ次の通り還元されます。
- リーグアイテム:地域リーグセットが販売を記録するたびに、ティア1、ティア2、ティア3の所属団体とパフォーマンスプールの4者で純収入の30%を分けあいます。
- プロチームアイテム:チーム名入りのアイテムが販売を記録するたびに、チームの所属団体に純収入の30%が分配されます。
- Six Majorアイテム:Majorの開催ごとに、オペレーターバンドルが1つ作られます。この商品の純収入の30%は、Six Majorの賞金総額に加算されます。
- 「Road to S.I.」バトルパス:同バトルパスの純収入の30%が、Six Invitationalの賞金総額に加算されます。
- Six Majorアイテムと「Road to S.I.」バトルパスから発生した収益は、それぞれのイベントの賞金総額に加算されますが、チームが賞金を獲得した場合は、獲得賞金の70%がプレイヤーに、30%が所属団体に分配されます。
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